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Channel: 元・副会長のCinema Days
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2年ぶりにホークスの優勝パレードを見に行った。

 去る11月26日、日本一に輝いた福岡ソフトバンクホークスの優勝パレードを見に行った。沿道には約36万人が詰めかけ、大変な賑わいだ。...

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「全員死刑」

 実際に起こった連続殺人事件を下敷きにした映画といえば、園子温監督の快作「冷たい熱帯魚」(2011年)を思い出す向きは多いだろうが、本作はその足元にも及ばない。キャラクターの造形が雑であるばかりではなく、肝心の“描くべきポイント”が見い出せず、単に事実をそのままトレースしているだけである。観終わって認識できるのは、作者の力量不足だ。...

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「愛してる、愛してない...」

 (原題:A la folie... pas du tout )2002年作品。オドレイ・トトゥ主演の可愛いラヴストーリー・・・・と思ったら大間違い。これは近来まれに見るホラー映画の快作だ。大ヒットした「アメリ」(2001年)のイメージを覆す役柄をチョイスしたトトゥの“覚悟”というか“計算”というか、そんなしたたかさが垣間見えるシャシンである。...

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披露宴の料理に関するあれこれ(^^;)。

 先日、親戚の結婚式に行ってきた。福岡県内では名の知れたホテルでの挙式だったが、幸せ一杯の2人の様子はもとより、何より感心したのが料理が美味しかったこと。披露宴における一番の楽しみが料理であることは論を待たず、美味しければ身内では少なくとも向こう10年間は評判になる。反対に美味しくなければ、向こう10年間どころか数十年に渡って陰口を叩かれるのだ(爆)。...

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「ブレードランナー2049」

 (原題:BLADE RUNNER 2049...

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「NARC/ナーク」

 (原題:NARC)2002年作品。潜入捜査官射殺事件を捜査する“ワケあり”の刑事二人を描くジョー・カーナハン監督作品。カーナハンはこの作品がトム・クルーズに認められ、「ミッション:インポッシブル」シリーズ第三作の監督候補になったという(実際には別の監督が担当)。内容自体も骨太で見応えがある。...

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「光」

 河瀬直美監督による同名映画も今年封切られたが、こちらは大森立嗣監督作品。映画の出来としては、いまいちピンと来ない。作者の自己満足に終わっている部分が目立ち、少しも観る側に迫ってくるものがない。三浦しをんによる原作は未読だが、果たして小説版のテイストを上手く受け継いでいるのか疑問である。...

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「愛に関する短いフィルム」

 (英題:A Short Film about Love )名匠クシシュトフ・キェシロフスキ監督が88年に母国ポーランドで撮った作品。孤独な少年が、向かいのアパートに住む年上の女流画家の行動を覗き見てるうちに、勝手な恋心を抱くようになるという、どう考えてもポルノ映画かサイコ・サスペンスにしかならないようなネタを、ここまで深いラヴ・ストーリーにしてしまうキェシロフスキの才能には改めて舌を巻く。...

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「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」

 (原題:KUBO AND THE TWO STRINGS)題材の面白さと精緻な映像、そして深い物語性により、大きな存在感を獲得している。間違いなく近年の米国製アニメーションにおける収穫の一つだ。アカデミー賞の候補になるも受賞を逃したが、製作会社ライカのディズニーやドリームワークスとは違うテイストを印象付けた点でも評価すべきであろう。...

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「レジェンド 光と闇の伝説」

 (原題:Legend)85年作品(日本公開は87年)。映画の内容よりも、作品を取り巻く裏の状況の方が面白い。日本での封切りが遅れたのも、それと無関係ではないのかも。とにかく“珍作”であることは確かだろう。...

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「最低。」

 興味深く観た。AV(アダルトビデオ)に関わるヒロインたちの真意など、男の私にはハッキリと分かるはずもない。だが、何らかの切迫した事情が“存在すること”だけは感じ取ることができた。無理な解釈を避けて現象面を中心に淡々と追う姿勢には、作者の冷静さが窺われる。...

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「未来の想い出 Last Christmas」

 92年作品。藤子・F・不二雄がこの映画のために書き下ろした同名コミックをもとに、森田芳光監督が映画化。現在までの記憶を持ったまま10年前に生まれ変わった二人の女性が“未来の想い出”を利用して人生の成功を収めようとする。...

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「ジャスティス・リーグ」

 (原題:JUSTICE LEAGUE)前作「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」(2016年)よりは楽しめた。もっとも、前回の出来が大したことがなかったのでそこは割り引く必要はあるが(笑)、観て損することはないと思う。ただし「マン・オブ・スティール」(2013年)からのDCコミックのシリーズを追っていないと設定が分からないので“一見さんお断り”のシャシンであることは変わりがない。...

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「弁天小僧」

 昭和33年作品。この頃の大映の実力を再確認できる一本。歌舞伎のキャラクター及び手法を大胆に取り入れながら、娯楽時代劇としても高いレベルの出来を示している。それでいて1時間半のプログラム・ピクチュアとしての枠内に収まっているのも天晴だ。...

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「ビジランテ」

 脚本はとても万全とは言えないが、題材の今日性、およびキャストの力演によって見応えのある映画に仕上がった。クリント・イーストウッド監督の「ミスティック・リバー」(2003年)との類似性を指摘する向きもあるかもしれないが、切迫度ではこちらが上だ。...

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「リーサル・ウェポン3」

 (原題:LETHAL WEAPON 3 )92年作品。人気シリーズの3作目だが、主人公のリッグス刑事のキャラクターが1作目(87年)に比べて激変しているのには驚いてしまう。...

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「彼女が目覚めるその日まで」

 (原題:BRAIN ON FIRE )元より娯楽性を狙った映画ではなく、製作の目的が社会に対する“啓蒙”であると思われるため、盛り上がりには欠ける。だが題材自体は興味深く、主演女優は健闘しており、その意味では“観る価値はあまりない”とは言えない。...

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「アメリカン・ビューティー」

 (原題:AMERICAN BEAUTY )99年作品。とても面白く観た。これに似た映画といえば森田芳光監督の「家族ゲーム」(83年)かもしれない。しかし、あの映画にあった“しょせんテメエら皆ボンクラじゃん”というニヒリスティクな達観はなく、作り手の視線のレベルが登場人物と同等である点が広い層にアピールする理由だと思う。...

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「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」

 (原題:STAR WARS:THE LAST JEDI...

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何気なく選んだ2017年映画ベストテン。

 2017年の個人的映画ベストテンを勝手に発表する。まずは日本映画の部。 第一位 彼女の人生は間違いじゃない 第二位 しゃぼん玉 第三位 ANTIPORNO 第四位 光(河瀬直美監督版) 第五位 帝一の國 第六位 愚行録 第七位 映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ 第八位 最低。 第九位 彼女がその名を知らない鳥たち 第十位 ビジランテ  次に、外国映画の部。 第一位 ムーンライト 第二位...

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