ヴァイオリンのリサイタルに行ってきた。
先日、福岡市中央区天神にある福岡シンフォニーホールで開催された、ヴァイオリニストの千住真理子のリサイタルに行ってきた。デビュー50周年記念の公演とのことで、正直私は彼女を長いこと“若手”だと思っていたのだが、いつの間にかベテランになっていたことにまず驚いた(笑)。考えてみれば彼女が“天才少女”として賞賛されていたのは80年代初頭であり、自らの時間認識のいい加減さには呆れてしまう。...
View Article「ミッキー17」
(原題:MICKEY 17 )ポン・ジュノ監督が手掛けた(劇場公開を前提とする)ハリウッド作品としては、2013年に撮った「スノーピアサー」以来になる。テーマ性はあの映画には及ばないとは思うが、娯楽作品としての出来はこちらが上である。長めの尺ながら、最後まで飽きさせないだけの求心力が備わっており、観て損の無い中身の濃さだ。...
View Articleワン・フクオカ・ビルディングがオープン。
去る2025年4月24日。福岡市中央区天神の一角に大型複合ビル、ワン・フクオカ・ビルディング(通称:ワンビル)が開業した。福岡市の再開発促進策“天神ビッグバン”の一環として建てられ、地上19階、地下4階建てで、延べ床面積は14万7千平方メートルにも達する。市内中央部に位置するビルの中では、最も大きい部類に属するとのことだ。...
View Article「アンジェントルメン」
(原題:THE MINISTRY OF UNGENTLEMANLY WARFARE )いくらプロデューサーが“大味映画の元締め”みたいなジェリー・ブラッカイマーだとしても、この内遊空疎な建て付けは勘弁して欲しい。かつては才気走ったところも見せていたガイ・リッチー監督だが、いよいよヤキが回ったとしか思えない出来映えだ。正直、観たのは時間の無駄だった。...
View Article「ヴェラクルス」
(原題:VERA CRUZ )1954年製作の西部劇。プロットが十分に練られていない印象もあるが、けっこう楽しんで観ることが出来た。舞台設定が興味深いし、何より出ている面子が濃い。94分という尺も的確で、ウエスタンが娯楽映画の一ジャンルとして揺るぎない地位を得ていた頃の雰囲気が伝わってくる。...
View Article「コーチ・カーター」
(原題:COACH CARTER)2005年作品。高校バスケット部の新任コーチと生徒たちの奮闘を描く実録スポ根ものと見せかけて、実は“社会派”という、一筋縄ではいかない映画だ。アメリカ社会が抱える問題を、表向きはスポーツを題材にしつつ、巧みに織り込んでくる。このやり方は観ていて納得出来るものだ。もちろん、スポーツ映画としての体裁は整えられており、娯楽性も十分。観る価値十分の佳編である。...
View Article「おいしくて泣くとき」
旧ジャニーズ界隈のメンバーが主演のラブストーリーということで、普段ならば絶対に鑑賞対象にならないシャシンなのだが(笑)、けっこう評判が良いので敢えてチェックしてみた。結果、何とこれは丹念に作られた佳編だということが判明し、満足して映画館を後にした。やはり、作品の“外観”だけで出来映えを判断してしまうのは禁物だという、基本的なことに思い当たった次第だ。...
View Article本ブログの新規書き込みを、ひとまず休止します。
誠に申し訳ないのですが、明日(2025年5月7日)以降の本ブログへの新規書き込みを、一旦休止いたします。 去る4月16日より、画面上部に“goo blog...
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