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Channel: 元・副会長のCinema Days

「ザ・キラー」

 (原題:THE KILLER)2023年11月よりNetflixから配信。第80回ヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門出品作であり、どういう出来映えなのかと興味を持って鑑賞に臨んだのだが、どうもパッとしない内容だ。監督のデイヴィッド・フィンチャーはたまに良い仕事をすることがあるものの、概ねあまり信用しておらず、今回も同様だった。...

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「対外秘」

 (英題:THE DEVIL'S DEAL)イ・ウォンテ監督の前作「悪人伝」(2019年)ほどバイオレンス場面は多くはないが、この新作もヴォルテージは高い。作劇には荒っぽいところも見受けられるものの、展開は予測不能で緊迫感があり、エンドマークが出るまで引き込まれてしまう。こういうネタを扱えば、最近の韓国映画は無類の強さを発揮するようだ。...

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江口寿史展に行ってきた。

 先日、福岡市博多区下川端町にある福岡市アジア美術館で開催されていた「江口寿史展 EGUCHI in...

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「ビバ・マエストロ!指揮者ドゥダメルの挑戦」

 (原題:IVIVA MAESTRO!)とても興味深いドキュメンタリー作品だ。題材になっているのはベネズエラ出身の世界的指揮者グスターボ・ドゥダメルである。ドゥダメルといえば2017年1月のウィーンフィル・ニューイヤーコンサートで指揮を務めたことで有名だが、1981年生まれであり、この世界では若手に属する。...

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「ティアメイカー」

 (原題:FABBRICANTE DI LACRIME)2024年4月よりNetflixから配信されたイタリア製の学園恋愛もの。設定がいかにも“古典的”で最初は面食らったが、屹立するキャラクターとキャストの頑張りで何とか付き合うことが出来、終わり近くにはけっこう盛り上がる。結果として観てそんなに損はしないシャシンかと思った。...

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「グラディエーターⅠⅠ 英雄を呼ぶ声」

 (原題:GLADIATOR...

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ソプラノのリサイタルに行ってきた。

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「山逢いのホテルで」

 (原題:LAISSEZ-MOI )ほとんど共感できない映画であり、ずっと居心地の悪さを感じたままエンドマークを迎えた。登場するキャラクターすべてにリアリティが無く、筋書きも絵空事の域を出ない。どうしてこんな建て付けで映画を作ろうとしたのか不明だ。まあ、上映時間が92分と短いことは救いかもしれない。もしもこの調子で2時間以上も引っ張られたならば、マジで途中退場していた可能性大だ。...

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「アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師」

 ひょっとしたら、上田慎一郎監督は快作「カメラを止めるな!」(2017年)を手掛けただけの“一発屋”に終わるのではないかと思うほど、この新作のヴォルテージは低い。とにかく、話の組み立て方が安易に過ぎる。まあ、テレビの2時間ドラマとしてオンエアするのならば笑って済まされるのだろうが、劇場でカネを取って見せるレベルに達しているとは、とても言えない。...

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「東京日和」

 97年作品。去る2024年12月6日に惜しくも世を去った中山美穂の女優としての代表作は何かというと、岩井俊二監督の「Love...

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