「第10回九州ハイエンドオーディオフェア」リポート(その2)
会場で展示されていた独ELAC社のスピーカー、FS407とBS403は2012年にリリースされた同社の新作だ。サウンドだが、このメーカーらしいスクエアーで俊敏な音像展開が印象付けられる。ただし、良くまとまっているのはフロアスタンディング型のFS407ではなく、コンパクト型のBS403の方だ。小型モデルの優位性はELACの他のシリーズでも同様で、改めて同社の特徴を認識できた。...
View Article「第10回九州ハイエンドオーディオフェア」リポート(その3)
このフェアで印象に残った機器をいくつか挙げておくと、まずスウェーデンのaudio pro社のスピーカーAVANTO FS−20とAVANTO S−20に指を折りたい。AVANTO FS−20はトールボーイ型のモデルで、低音用ユニットが筐体の側面に取り付けられているという、大きな特徴を持つ。音も低域の量感に優れた明るく屈託のないもので、聴感上の帯域も及第点だ。 そして何より、このAVANTO...
View Article「第10回九州ハイエンドオーディオフェア」リポート(その4)
会場ではオーディオ機器に加えてAVシステムのデモンストレーションも行われていたが、今回の目玉は何と言っても4K解像度をフィーチャーしたプロジェクターである。...
View Article「アイアンマン3」
(原題:IRON MAN 3)楽しめた。題材とテーマはけっこう重いものがあるが、主人公の飄々とした造型および人を食ったユーモア精神により、ヒーロー物の領域を踏み外さずに万人にアピールする出来に仕上がっている。...
View Article「HYSTERIC」
2000年作品。無軌道な若いカップルの乱行を描く瀬々敬久監督作品。94年に起こった大学生殺害事件で逮捕された若い男女をモチーフにしているが、映画は事実に即してはいない。 内容自体は冗長で退屈だ。時制をランダムに並べる手法は思い付きの次元を出ないし、不要なエピソードが多すぎて、上映時間も無意味に長い。何より主人公たちの精神的背景が酌み取れないのはツライ。...
View Article「藁の楯」
前半は面白かったが、中盤以降は腰砕けである。その分岐点はどこかというと、主人公達が列車を降りて“地上戦”に移行するあたりである。つまりはスピード感の低下が即映画の失速に繋がっているわけで、その意味では出来が実に“分かりやすい”映画ではある(笑)。...
View Articleフォルクスワーゲンのup!を購入した。(その1)
今回新たに我が家の狭い駐車スペースに鎮座することになったのは、フォルクスワーゲンのup!である。まさか自分が(決して高価ではないが)輸入車のオーナーになろうとは、買い換えの検討を始めた頃には思いもしなかった。...
View Articleフォルクスワーゲンのup!を購入した。(その2)
実を言うと、私は自動車を購入する際、外観にそれほど関心を払わない。なぜなら、乗っているときはクルマのエクステリアは見えないからだ(当たり前だ ^^;)。どちらかというと、私にとって大事なのは外装ではなく内装の方である。...
View Article「ごめん」
2002年作品。年上の少女に一目惚れした小学6年生の男の子の大奮闘を描く冨樫森監督作品。ひこ・田中による同名小説の映画化だ。これは面白かった。冒頭の、主人公の「精通」をめぐる爆笑ものの騒動により観客を引き込んだ後、終盤の疾走感あふれる怒濤の(?)クライマックスまでイッキに見せる。...
View Article「これからの人生」
(原題:La vie devant soi )77年作品。パリの下町のアパートで娼婦の子供たちを預かりながら暮らすユダヤ人老女とアラブ人の少年との交流を描くモーシェ・ミズラヒ監督作。アカデミー外国語映画賞やロサンゼルス映画批評家協会賞などを獲得している。...
View Article「ヘアー」
(原題:Hair)79年作品。68年からブロードウェイで上演された同名のミュージカルの映画化。ハッキリ言って、映画の内容よりも、あの時期に映画の企画として取り上げられたことが興味深い。...
View Article「ビル・カニンガム&ニューヨーク」
(原題:Bill Cunningham New York)人間の“器の大きさ”に対して、思い切ったアプローチを敢行している映画だと思った。またそれを可能にした作者の粘りと求心力にも感服する。...
View Article「ブルー・ストリーク」
(原題:Blue Streak )99年作品。お手軽アクション映画の典型なのだが、設定が面白く、キャストも好調。まあ、アラを探せばいくらでも出てくるが、この程度の作品をマジに批評してもしょうがない(笑)。...
View Article中古オーディオ製品を扱う店に行ってみた。
福岡市中央区大名に、中古オーディオ機器の専門店「ハイファイ堂」の福岡店がある(本店は名古屋市)。数年前にオープンし、何度も店の前は通るのだが今まで一度も入ったことがなかった。しかし実家にあるオーディオアクセサリーを処分する必要が生じたため、その相談も兼ねて先日初めて行ってみた。...
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