「ドリフト」
(原題:Drift )特別に出来の良い映画ではないが、それなりにソツなく楽しませてくれる。またサーフィンを題材にしているだけあって、喚起力に富んだ映像は要チェックだ。...
View Article東京スカイツリーに行ってみた。
先日、昔なじみの悪友連中と会うために東京へ行ってきた。出張ではなくプライベートでの上京。しかも今回は“嫁御抜き”ということもあり、大いに羽を伸ばすことが出来た(爆)。...
View Article「雪国」
この前上京した際、時間が空いたので映画でも観ようかと思ったのだが、東京もミニシアターの閉館が相次いでいるせいか、上映している作品は福岡でも封切られているものが多い。仕方なく神保町シアターで古い日本映画を観ることにした。それが昭和40年に松竹が製作したこの映画だ。...
View ArticleFALのスピーカーを試聴した。
先日は久々に秋葉原に行ってみたが、そこで是非とも足を運びたい店があった。それはFALの試聴室である。FALというのは世界でも珍しい平面振動板ユニットをフィーチャーしたスピーカーのブランドである。主宰者は70年代から平面スピーカーの研究を続けていたという人物。製品の評価は高く、海外にも輸出されているという。...
View Articleアントニオ・ロペス展
渋谷の「ザ・ミュージアム」で開催されていたスペイン美術界の巨匠、アントニオ・ロペスの展覧会に行ってきた。ロペスといえばまず思い出すのはビクトル・エリセ監督の映画「マルメロの陽光」(92年)である。あの作品の中で絵筆をふるって果敢に題材に肉迫していた画家が彼だ。私はロペスの絵を直接観るのは、これが初めてである。...
View Article「百年の時計」
ひょっとすると、金子修介監督の代表作の一つになるかもしれない。「ことでん」の愛称でも知られる香川県の高松琴平電気鉄道の路線開通100周年を記念して作られた映画。オール香川ロケで、香川県知事や高松市長も顔を出すという、地方発自治体全面協力の作品だが、思いがけない“作家性”が横溢しており、すこぶる興味深い。...
View ArticleROTELのアンプを試聴してみた。
このROTELというブランド名はあまり聞かないが、古くからある日本のメーカーである(設立は61年)。私がオーディオに本格的に興味を持ち始めたのが70年代後半だが、その頃には専門誌にこの会社の広告が載っていたように思う。ところが80年代以降はまったく見かけなくなった。会社を畳んだのか、あるいはオーディオから手を引いたのかと思っていたが、販売拠点を海外に移してかなりの実績をあげているらしい。...
View Article「ナチュラル・ボーン・キラーズ」
(原題:Natural Born Killers)94年作品。オリヴァー・ストーン監督のフィルモグラフィの中でも怪作に数えられる。陽気な殺人犯二人組ミッキー(ウディ・ハレルソン)とマロリー(ジュリエット・ルイス)のコンビと、彼らを追う狂ったニュースキャスター(ロバート・ダウニー・ジュニア)と、頭の中がキレた刑務所長(トミー・リー・ジョーンズ)らが織りなすコメディ編だ。...
View Article「オブリビオン」
(原題:OBLIVION)映画の序盤に、トム・クルーズ扮する主人公のモノローグで“任務に入る前に記憶を消されている”ということが語られるが、この時点で早々にネタが割れてしまう。あとはその“バレてしまったネタ”をトレースするような冴えない話が延々と続くのみ。つまらん映画だ。...
View Article「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」
(原題:Lock, Stock & Two Smoking Barrels)98年作品。今ではハリウッド大作も任せられるようになった、イギリス出身のガイ・リッチー監督の第一作にして最良作。その年の東京国際映画祭での最優秀監督賞受賞作でもある。...
View ArticleREVOLVERのスピーカーを聴いてみた。
イギリス南西部のプリマス発祥のオーディオメーカー、REVOLVER社のスピーカーを聴いてみた。日本では製品を置いてある店は少ないが、70年代後半の発足から現在まで幅広い価格帯のスピーカーおよびアナログプレーヤーを提供し、本国では評価の高いブランドだという。 今回聴いたのはトールボーイ型のMusic Series...
View Article「リアル 完全なる首長竜の日」
馬鹿臭い映画だ。先日観た「オブリビオン」は序盤で早々にネタが割れるが、この作品はほとんどファーストシーンで“仕掛け”が分かってしまう。もちろん、ネタがバレたことを承知であとは“語り口”によって映画を引っ張っていくというやり方もあるが、本作は効果的な工夫がまったく見当たらず、鑑賞後の徒労感は実に大きい。...
View Article「ファインド・アウト」
(原題:GONE)映画の内容よりも、舞台になったオレゴン州ポートランドの描写の方が興味深い。同市は州内最大の都市であるが、広大な自然公園をも擁している。そのほとんどを温帯雨林が占めているのだが、これが神秘的なまでに鬱蒼とした森に覆われていて、まさにホラーやサスペンス映画に打って付けだ。同じ温帯雨林帯に属するワシントン州を舞台にした「トワイライト」シリーズを思い出してしまった。...
View Article「眠らない街 新宿鮫」
93年東映作品。大沢在昌による人気警察小説シリーズの映画化で、監督は滝田洋二郎。警部鮫島(真田広之)は、かつてはエリートコースを歩んでいたが、警察内部の事件に巻き込まれ、今では新宿の防犯課に左遷状態である。無鉄砲な捜査で“鮫”とアダ名され、上層部からも煙たがられている。...
View ArticleDynaudioのスピーカーとLUXMANのアンプ
先日、LUXMANのプリメイン型アンプを何機種か聴き比べる機会があった。とはいえ、同社の製品は過去に幾度も接したことがあるのだが(笑)、実を言えばこの試聴会に足を運んだ個人的な目的は、アンプよりもスピーカーの試聴であった。デモに使用されたのはデンマークのDynaudio社のFocus 160で、次回のスピーカー更改の際の有力候補なのである。 Focus...
View Article「インポッシブル」
(原題:The Impossible)ハードな場面の連続だが、実録映画らしい切迫感と力強い演出、そしてキャストの頑張りにより見応えのある映画に仕上がっている。...
View Article「旅立ちの島唄 十五の春」
シンプルな構図の青春ドラマだが、シンプルな故に突き詰めれば大きな求心力を発揮する。しかも、南大東島という極上の舞台が用意されていて、鑑賞後の印象は格別だ。...
View Article「学校II」
96年作品。北海道の養護学校を舞台にしたヒューマンドラマ。山田洋次監督による「学校」シリーズの第二弾だが、夜間中学を題材にした第一作とはストーリーは繋がっていない。その年のキネマ旬報ベストテンで8位にランキングされている。...
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