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Channel: 元・副会長のCinema Days
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映画館内では何を食べるか

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アーモンドの花

 先日、福岡市中央区の大濠公園まで“遠征”してジョギングを敢行したところ、駐車場の脇に桜に似た花をチラホラ付けている樹を見つけた。もちろん3月上旬は桜の季節までは間があるし、そもそも花自体が桜より一回り大きい。よく見ると木の幹にプレートが備え付けられていて、そこには“アーモンド”という表示がある。なるほど、これはアーモンドの木だったのだ。...

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「東ベルリンから来た女」

 (原題:Barbara )どうにも退屈で、やりきれない映画である。2012年のベルリン国際映画祭で監督賞を受賞した作品だが、ひょっとして“地元びいき”に過ぎなかったのではないかと思ってしまう。とにかく中盤付近の生ぬるい展開には、眠気を覚えるばかりだった。...

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「十字路」

 1928年製作。「一本刀土俵入」(34年)「或る夜の殿様」(46年)などで知られる往年の日本映画の巨匠の一人、衣笠貞之助が「狂った一頁」(26年)に続いて撮った時代劇で(もちろん、サイレント)、当時は“実験映画”と騒がれたらしい。なお、私は本作を某映画祭の特集上映で観ている。...

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「塀の中のジュリアス・シーザー」

 (原題:CESARE DEVE MORIRE)実に面白い。虚構と現実との境界を超えていくことは映画的興趣の一つであり、それを見事に結実させた作品には過去に何本か接したことがあるが、本作はそのスケールの大きさにより異彩を放っている。ただし、作品世界は巨大であるにもかかわらず、御膳立てはミニマムなのだ。その落差にも目を見張る。...

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「東京上空いらっしゃいませ」

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「世界にひとつのプレイブック」

 (原題:Silver Linings Playbook...

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最近購入したCD(その26)。

 94年にイギリスのデヴォン州で結成されたバンド、ミューズが2012年に発表した6枚目のアルバム「ザ・セカンド・ロウ 熱力学第二法則」は世界的なセールスを記録したが、内容もそれを裏付けるように中身の濃いものだ。...

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「愛、アムール」

 (原題:Amour )ミヒャエル・ハネケ監督の今までの作品群に比べればとても平易なテーマを扱っており、ストーリーも比較的分かりやすい。だから“破壊力”という点では控えめかもしれないが、それでも並の映画と比べれば相当にキツくてハードな手触りを持つ。この監督の作風に対して免疫の無い、いわゆる“一見さん”の観客は容易くはじき飛ばされてしまうだろう。...

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「聖なる狂気」

 (原題:The Passion of Darkly Noon)95年作品。デビュー作「柔らかい殻」で、その不気味な映像美とサイキックなストーリーで映画好きを驚かせたフィリップ・リドリー監督の第二作。...

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「桐島、部活やめるってよ」

 どこが面白いのか分からない。日本アカデミー賞の作品賞獲得をはじめ高い評価を受けている映画だが、私にとっては何一つアピールしてくるものが無かった。特に評論家連中の“高校生活を冷酷かつリアルに描いた”という物言いに関しては、まったく賛同できない。とにかく本作の登場人物の造型およびその振る舞いに、リアリティのかけらも感じられないのだ。...

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ハイレゾ音源を試聴してみた。

 ハイレゾ音源の試聴会に足を運んでみた。このハイレゾ(ハイレゾリューション)音源とは一体何かというと、インターネットからダウンロード出来る音源の中で、通常CDを上回る定格を持つものを指す。...

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「バイオレンス」

 (英題:Rage)95年フィリピン作品。一般公開はされておらず、私は96年のアジアフォーカス福岡映画祭で観ている。結婚を間近に控えたルイサ(マリセル・ソリアーノ)は、ある雨の日に悪徳警官のエリック(トントン・グチェレス)にレイプされてしまう。結婚後もそのショックが抜けず、夫のジェイク(リチャード・ゴメス)を拒み続けたため、元々粗暴な性格のジェイクから日々手ひどい暴力を受ける。...

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TADの新型スピーカーを試聴した。

 PIONEERのハイエンド部門のブランドであるTADの新型スピーカー、TAD−CR1MK2(ペアで390万円)を試聴してみた。前作のTAD−CR1は過去に何回か聴いており、そのたびに酷評したのだが(爆)、このモデルチェンジ版はどういう展開になったのか、期待1割で怖いもの見たさ9割という不謹慎な態度で試聴に臨んだ次第。...

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「フライト」

 (原題:FLIGHT)かなり御都合主義的な展開で、評論家諸氏の意見にあるらしい“骨太な人間ドラマ”とはとても呼べないような内容だが、物語の設定自体には問題提起としての価値はある。その意味では観て損は無いかもしれない。...

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「から騒ぎ」

 (原題:Much Ado About Nothing)93年作品。当時は才気煥発だったケネス・ブラナーが、デビュー作の「ヘンリー五世」(89年)に続いて再びシェイクスピアの戯曲に挑んだシャシンで、間違いなく彼の代表作の一つである。...

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「メッセンジャー」

 (原題:THE MESSENGER...

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「ブルー・ベルベット」

 (原題:Blue Velvet )86年作品。デイヴィッド・リンチ監督の代表作の一つ。アブノーマル度においてはデビュー作の「イレイザーヘッド」はまさに決定版であり、今だにこれを超えるものには出会ってはいないが、本作の変態度も相当なものだ。...

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トヨタのプリウスに乗ってみたが・・・・。

 この前、出張先でレンタカーを使う必要性が生じ、その際にトヨタのプリウスを選んだ。理由は、私も一緒に行った同僚もプリウスに乗ったことがなく、ベストセラーのハイブリッド車がいったいどういうパフォーマンスを見せるのか興味があったからだ。なお、乗ったモデルは排気量が1800CCの現行機種である。...

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「ジャンゴ 繋がれざる者」

 (原題:Django Unchained)冗長な出来で、これがどうしてアカデミー脚本賞を取れたのか分からない。そもそも、娯楽西部劇の分際で上映時間が2時間45分もあること自体、タイトな作劇とは無縁であることを如実に表している。クエンティン・タランティーノもヤキが回ったとしか思えない出来だ。...

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