Quantcast
Channel: 元・副会長のCinema Days
Browsing all 2422 articles
Browse latest View live

「チョコレートドーナツ」

 (原題:ANY DAY NOW )事実に基づいた映画であることを鑑賞後に知り、酷評するのを少し思い止まった。これがフィクションならば単なるお涙頂戴劇だろう。ディテールは粗雑だし、展開には無理がある。要するに通俗メロドラマのヴァリエーションとしての価値しかないが、実話ならば“こういうこともあったのだ”と納得は出来る。...

View Article


Image may be NSFW.
Clik here to view.

ROTELのCDプレーヤーを購入した(その1)。

...

View Article


Image may be NSFW.
Clik here to view.

ROTELのCDプレーヤーを購入した(その2)。

 新たに購入したCDプレーヤー、ROTELのRCD−1570はスロットイン方式という“幾分ユーザーを選ぶ”ような仕様を採用しているが、その他にも神経質な(笑)リスナーが受け付けないようなメカニズムが散見される。ひとつは、操作音の大きさだ。...

View Article

「闇金ウシジマくん Part2」

 前作よりも面白い。監督はPart1から続投の山口雅俊だが、前回の欠点を出来るだけ潰してタイトな作りに持っていこうとしている。その改善方策とは、脚本の精査とキャスト全体の演技力の押し上げだ。この姿勢は評価すべきだろう。...

View Article

「ラスベガスをやっつけろ」

 (原題:Fear and Loathing in Las Vegas)98年作品。ヤク中患者から見た世界をラリラリの映像で綴るという方法は、最初は面白いけど20分もすれば飽きてくる。ひょっとすると作っている連中も素面ではなかったのではと思ったが(笑)、とにかくテリー・ギリアム監督としては明らかに“調子の悪い時期”に撮ったシャシンだろう。...

View Article


「オー!ファーザー」

 伊坂幸太郎の小説の映画化作品の中では、一番出来が良い。伊坂の作品の映像化は難しいのだ(もっとも、この映画の原作は未読なのだが ^^;)。愛読者が多いことからマーケティングの面で映画の題材として取り上げられやすいのは分かるが、アプローチの仕方も吟味しないまま“何となく”映画化しても成功するものではない。その点本作は、アプローチの仕方を吟味している様子が垣間見られ、好感が持てる。...

View Article

Image may be NSFW.
Clik here to view.

「トカレフ」

 94年作品。阪本順治監督の初期の代表作で、間違いなく彼のフィルモグラフィの中で上位にランクされる作品。熱気をはらんだサスペンス劇であると同時に、優れたホラー映画でもある。破滅に向かって疾走する登場人物達の常軌を逸した行動は、観る者を慄然とさせずにはおかない。...

View Article

「ポンペイ」

 (原題:Pompeii )面白くない。そもそも、ラブロマンスに仕上げようとしたのが大間違い。色恋沙汰をメインに据えれば、どうしてもドラマの幅が狭くなる。史実をネタにするのであれば、歴史好きを唸らせるような重層的な作りにしなければ、撮る意味が無いだろう。一から脚本を書き直せと言いたい。...

View Article


Image may be NSFW.
Clik here to view.

「クッキー・フォーチュン」

 (原題:Cookie's Fortune)99年作品。多彩なキャスティングによるサスペンス映画であり、けっこうエゲツない話ではあるのだが、観た印象はホノボノとしていて肌触りが良い。このあたりがロバート・アルトマン監督の老練さか。...

View Article


「ぼくたちの家族」

 家族が一致団結すれば困難も乗り越えられる・・・・などという、気恥ずかしく聞こえるようなスローガンを何の衒いも無く差し出し、それが求心力を獲得してしまう希有な例を見たような気がした。主題を本気で信じている作者の信念が、小賢しく斜に構えた見方を許さず、骨太の感銘に結実している。間違いなく、今年度の日本映画の収穫だ。...

View Article

Image may be NSFW.
Clik here to view.

「ザ・シークレット・サービス」

 (原題:IN THE LINE OF FIRE...

View Article

「X−MEN:フューチャー&パスト」

 (原題:X-Men:Days of Future Past )単なる“子供だまし”であった一作目と二作目の監督であるブライアン・シンガーが復帰したことで出来映えが危惧されていたが、実際観てみると一応は楽しめる内容に仕上げられているのでホッとした。もっとも、彼の監督としての腕前がアップしたわけではなく、この新作の設定自体が高い演出力を必要とはしていなかったことが大きいと思う。...

View Article

「スリーピー・ホロウ」

 (原題:Sleepy Hollow )99年作品。ティム・バートンの監督作品としては、もっとも幅広い層にアピールできる映画だと思う。“オタク向け”や“子供向け”のシャシンではなく、こういう真っ当な(?)娯楽作をもっと手掛けて欲しい。...

View Article


Image may be NSFW.
Clik here to view.

「フィラデルフィア」

 (原題:PHILADELPHIA)93年作品。この映画は、おそらくハリウッドのメジャー会社が初めてエイズ問題を取り上げ、封切り当時は各賞を獲得した話題作である。しかし・・・・実際観てみると、どんな社会問題でも娯楽映画に料理してしまうハリウッドのしたたかさとウサン臭さを目の当たりにした思いだ。...

View Article

「青天の霹靂」

 丁寧に撮られているが、作劇やキャラクター設定に釈然としないものが残るのは、やはり作り手が“素人”のせいだろうか。ウェルメイドを狙うよりも、異業種監督らしい八方破れな仕事ぶりを見たかったというのが本音だ。...

View Article


Image may be NSFW.
Clik here to view.

フリーマン・ウィルス・クロフツ「樽」

...

View Article

「インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌」

 (原題:INSIDE LLEWYN DAVIS )一般世間的に認知されるような“良い映画”ではないが、コーエン兄弟の演出タッチを解している観客、そして音楽好きな者ならば楽しめる作品かと思う。ちなみに私は面白く観ることが出来た。...

View Article


Image may be NSFW.
Clik here to view.

「フィアレス」

 (原題:FEARLESS)93年作品。設定としては面白く、展開も非凡なのだが、今一歩詰めの甘さが感じられる。とはいえピーター・ウェアー監督作としては面白い部類に属し、観る価値はあるかと思う。...

View Article

「闇の帝王DON ベルリン強奪作戦」

 (原題:DON 2 )2011年作品。2006年に公開されたインド製アクション巨編「ドン」の続編で、福岡市総合図書館映像ホールで上映されたインド映画特集の一本として鑑賞した。そこそこ面白く観ることが出来たが、残念ながら前作には及ばない。...

View Article

Image may be NSFW.
Clik here to view.

「柳川堀割物語」

 87年作品。題名のとおり福岡市柳川市の堀割の歴史と現状、それにまつわる人々の姿を描いたドキュメンタリー映画であるが、並の記録映画ではないことはスタッフの名前を調べればすぐわかる。製作が宮崎駿、監督が高畑勲。この二人については誰もがよく知っているだろうから、改めて紹介しない。彼らが作り上げた初めての実写映画である。...

View Article
Browsing all 2422 articles
Browse latest View live