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Channel: 元・副会長のCinema Days
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「セールスマン」

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「ラテンアメリカ 光と影の詩」

 (原題:El Viaje)92年作品。監督は「タンゴ...

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「ハクソー・リッジ」

 (原題:HACKSAW RIDGE )戦場の残虐な描写を受け付けない観客を除けば、できるだけ幅広い層に観てもらいたい映画だ。戦争の真実を伝えるだけではなく、その切迫した状況においても自らの信念を貫いた主人公の孤高の人間性を過不足無く描き、大きな感銘をもたらす。今年度のアメリカ映画の、収穫の一つだろう。...

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田山花袋「蒲団」

 明治40年に発表され、文学史のテキストには“自然主義の先駆けとなった記念碑的作品”とかいう紹介文が載っている著名な小説だ。当然のことながら、誰しも若い頃にチェックしておくべき書物だが、私が読んだのはつい最近である(笑)。100年以上前に書かれた小説ながら、作品としては面白い。青年期ではなく年齢を重ねた時点で読んでみるのも、味わい深いものがある。...

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「残像」

 (原題:POWIDOKI)アンジェイ・ワイダ監督の遺作で、いかにもこの作家らしい題材が提示され、予想通りのストーリーが展開する。しかし、それは決してマンネリではない。それどころか、本作をはじめワイダが取り上げてきたテーマの今日性がますます強く印象付けられる。この世界の本質的な情勢は彼が映画製作を開始した時期と、ほとんど変わっていないのだ。...

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映画は着こなしの参考になるか?

 デパート等では夏物バーゲンが行われる時期になってきた。毎度冷やかしのつもりで覗いてみるが、気が付くと数点のアイテムを買ってしまい、我ながら意志の弱さには呆れてしまう(苦笑)。...

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「イヴの総て」

 (原題:All About Eve )1950年作品。その年のアカデミー賞において作品賞以下6部門に輝いた話題作だが、私は“午前十時の映画祭”にて今回初めてスクリーン上で接することが出来た。世評通り面白く興味深い映画で、いわゆる“芸能界の内幕もの”というジャンルを確立した作品と言えるかもしれない。...

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今年の“飾り山”は「スター・ウォーズ」。

 昨年(2016年)ユネスコ無形文化遺産にも登録された福岡市の夏祭り、博多祇園山笠が今年も7月1日より15日まで開催された。例年通り市内14箇所に“飾り山”が設置されたが、その中で異彩を放っていたのが福岡市博多区の上川端商店街に設置された“八番山笠”である。...

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「おじいちゃんはデブゴン」

 (原題:我的特工爺爺)タイトルだけ見るとお手軽なアクション・コメディだと思われがちだが、中身はけっこうシリアス。そしてR15に指定されているように、エゲツない描写も目立つ。主人公の体格と同じように、観た後はずっしりと重みを感じてしまう一編である。...

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「ラン・ローラ・ラン」

 (原題:Lola Rennt)98年ドイツ作品。上映時間が81分で、まさに“一発芸”みたいな映画だが、楽しめた。監督・脚本は当時は若手だったトム・ティクヴァで、後年の冗長な仕事ぶりとは異なるキレの良い演出を見せる。...

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「笑う招き猫」

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しばらく休みます。

 現在公開中の映画は夏休みの子供向け番組が多く、個人的に観たい作品が無いので、しばらくブログの更新を休みます。  何とか盆休み前には再開したいと思っています。よろしくご了承ください。 -> ALL

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「22年目の告白 私が殺人犯です」

 ハッタリをかました演出とテンポの良い作劇で退屈はしなかったが、随分と筋書きには無理がある。加えて、キャスティングも弱い。2012年製作の韓国映画「殺人の告白」(私は未見)を元ネタにしているとはいえ、設定自体は悪くないのでもっと工夫する余地はあったと思う。...

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「ゴジラVSキングギドラ」

 91年作品。キングギドラといえば、私が幼少の頃に観た(たぶんリバイバル上映)「三大怪獣地球最大の決戦」(64年)で、隕石の中から吹き出た炎がキングギドラに変わるシーンの印象が強烈で、それ以来の思い入れがある怪獣であり、ゴジラより好きである。...

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オーディオ機器開発における大企業の優位性。

 先日、PanasonicのオーディオブランドであるTechnicsの新製品の試聴会に行ってみた。とはいっても、展示されていた機器は今年(2017年)春に開催されたハイエンド・オーディオフェアの会場に並べられていたものとほぼ一緒である。ただ、今回は試聴時間が長く設定され、メーカーのスタッフからの話もじっくりと聞くことが出来た。結果的には足を運ぶ価値のある催し物であったと思う。...

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「彼女の人生は間違いじゃない」

 とても見応えがあった。東日本大震災から6年が経ったが、当事者達の苦悩はいまだ消えていない。何とか前を向こうとしている人々もいるが、心の傷を抱えながら満たされない日々を送る者は少なくないはずだ。そんな“現地”からのリアルなリポートをフィクションとして昇華させたこの映画の作者の志は高い。...

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「クリクリのいた夏」

 (原題:Les Enfants du marais )99年作品。本国では200万人を動員したというヒューマンドラマ。ほのぼのとしたノスタルジアと各キャストの好演で肌触りの良い映画になったことは認めるが、じゃあそれ以外に何があるのかというと、少し首を傾げてしまう。物足りない出来だ。...

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「ビニー 信じる男」

 (原題:BLEED FOR THIS)実話の映画化にありがちの“本当にあった話だから、欠点ぐらい大目に見てよ”みたいな姿勢が窺え、愉快になれないシャシンである。実録物だからこそ、事実を超えるようなリアリティが必要なのだが、本作は手を抜いている。マーティン・スコセッシが製作総指揮を務めていながらこのレベルでは、到底評価できるものではない。...

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「仕立て屋の恋」

 (原題:MONSIEUR HIRE )89年作品。「髪結いの亭主」(90年)「橋の上の娘」(99年)などで知られるパトリス・ルコント監督の、現時点での最高作がこの映画である。美しくも残酷なストーリーと、ストイックでありながら官能的な映像美が観る者を魅了する。この頃のフランス映画の代表作と言えよう。...

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「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」

 (原題:THE FOUNDERS)とても面白かったが、果たしてこういう映画を作って良いのかという疑問が渦巻く。少なくとも日本では絶対に映画会社から製作許可が下りず、企画段階どころか関係者が構想を少し口にしただけで速攻で潰されるようなネタだ。この題材をあえて取り上げるという、ハリウッドの懐の深さというか、いい加減さというか、そんな彼の国の事情に改めて感心してしまう。...

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