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Channel: 元・副会長のCinema Days
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「風の又三郎 ガラスのマント」

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「ナチスに仕掛けたチェスゲーム」

 (原題:SCHACHNOVELLE...

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「バード・オン・ワイヤー」

 (原題:Bird on a...

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「ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE」

 (原題:MISSION:IMPOSSIBLE DEAD RECKONING PART ONE)上映時間が2時間44分というのは、いくら何でも長すぎる。先日観た「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」も2時間34分という長尺だったが、大河ドラマでもアート系フィルムでもない活劇映画の分際で、これだけの上映時間を必要とすること自体おかしいと思う。しかも本作は「PART...

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「ドリーム 狙え、人生逆転ゴール!」

 (英題:DREAM )2023年7月よりNetflixより配信された韓国製のスポ根ドラマ。お世辞にも垢抜けた出来とは言えないが、各キャラクターの濃さと強引に繰り出されるギャグのテンポの良さで、最後まで退屈せずに付き合えた。本国公開は同年4月で、その時点で年間韓国映画興行収入ランキング第3位を記録するヒットになっている。...

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「サントメール ある被告」

 (原題:SAINT...

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「空に住む」

 2020年作品。2022年に世を去った青山真治監督の最終作だが、彼は「サッド...

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「インスペクション ここで生きる」

 (原題:THE INSPECTION)これは厳しい映画だ。アメリカのインディペンデント系エンターテインメント企業であるA24が手掛ける作品には変化球を効かせたものが目立つが、本作は撮り方としては正攻法である。しかし、代わりにドラマの焦点になっているモチーフは一筋縄ではいかない。言い換えれば、題材がシャレにならないからこそ奇を衒ったアプローチは禁物だということだろう。この判断は的確だ。...

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「バービー」

 (原題:BARBIE)バービー人形自体がもともと子供向けの玩具である関係上、この映画も子供を対象にしていると思って良い。ただし、私のこの見解には異論がありそうで、大方の評価は“ジェンダー問題などに切り込んだ社会派テイストのシャシン”といったものだろう。しかし、玩具をネタにそういう御大層な題材を扱う必要があるとは、個人的には思えない。深く突っ込むのならば、別の方法があったはずだ。...

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「シモーヌ フランスに最も愛された政治家」

 (原題:SIMONE, LE VOYAGE DU SIECLE )観る価値はある。何より、シモーヌ・ヴェイユという政治家を知ることができただけでも、この映画に接して本当に良かったと思う。東洋の島国に住んでいる我々には、世界中の重要な仕事を成し遂げた為政者をすべて認知するのは難しいのかもしれないが、それでも映画を通じて紹介してくれたのは意義深い。...

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「死刑にいたる病」

 2022年作品。白石和彌監督作としては、マシな方かと思う。少なくとも退屈せずに最後まで付き合えた。しかし万全の出来かというと、そうではない。観終わってから考えると、いろいろと辻褄の合わない箇所があることに気付く。また、別の映画の設定を露骨にパクっている点も愉快になれない。櫛木理宇の同名小説(私は未読)の映画化ながら、まさか原作もこの通りなのかと、気になってしまった。...

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「アウシュヴィッツの生還者」

 (原題:THE...

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「希望のカタマリ」

 (原題:ALL TOGETHER NOW)2020年8月よりNetflixより配信された青春ドラマ。とびきり上質な作品ではないものの、丁寧に作られていて鑑賞後の印象は悪くない。キャストの健闘も光る。そして何より、前向きで訴求力の高い主題を採用していることが評価できる点で、登場人物たちと同世代の若年層に見せればかなりウケると思う。...

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「クライムズ・オブ・ザ・フューチャー」

 (原題:CRIMES OF THE FUTURE )さすがデイヴィッド・クローネンバーグ監督。80歳になってもその“変態ぶり”は衰えを見せず、今回も目を剥くような異世界を現出させている。近年は彼の息子ブランドンが監督デビューしているものの、まだまだ父親の跡を継ぐまでには至っていない関係上、デイヴィッド御大には引き続き頑張ってほしいものだ。...

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“ポタフェス2023”に行ってきた。

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「高野豆腐店の春」

 いったい何十年前の映画を観ているのだろうかと思った。最近作られたシャシンとは、とても信じられない。それほどまでに古めかしい建て付けの作品だが、よく考えてみると斯様なテイストの映画はシニア層にはウケが良いことは予想され、マーケティングの面では有効なやり方なのかもしれない。もしも本作の客の入りが悪くないのならば、似たような作品がコンスタントにリリースされるのだろう。...

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ジャック・ケルアック「オン・ザ・ロード」

 カウンターカルチャーにも大きな影響を与え、ボブ・ディランも絶賛したという、ビート・ジェネレーションの誕生を告げた名著と言われる一冊。執筆されたのは1951年で、出版されたのは1957年。日本では「路上」のタイトルで1959年にリリースされているが、2007年からは「オン・ザ・ロード」の題名で新訳本が発売されている。...

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「世界のはしっこ、ちいさな教室」

 (原題:ETRE PROF...

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「きさらぎ駅」

 2022年作品。お手軽なホラー編で、別に評価出来るような内容でもないのだが、ちょっと印象に残る部分もあり、観るのは損だと切って捨てるのは忍びない。キャストは健闘しており、少なくとも演技のイロハも知らないようなアイドル風情が出ていないだけでも有り難い。上映時間が82分というのも、ボロが出る前にサッと切り上げる意味では的確だ。...

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「春に散る」

 沢木耕太郎による原作小説は読んでいないが、文庫本ならば上下巻にわたる長編だ。それを2時間あまりの尺に収めようという意図自体、無理ではなかったか。事実、この映画化作品は長い物語を力尽くで圧縮したような、ストーリーの整合性の欠如とキャラクターの掘り下げの浅さが目立つ。また、それをカバーするためか言い訳的なセリフを多用するのも愉快になれない。キャストは割と頑張っているのに、もったいない話である。...

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