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「ホワイトルーム」

 (原題:White Room)90年作品。日本での一般封切りはされておらず、私は91年の東京ファンタスティック映画祭で観ている。...

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「リメンバー・ミー」

 (原題:COCO)良いところもあるのだが、釈然としない部分が大きく、全体としては“中の下”の出来だ。少なくとも、アカデミー賞を獲得するほどの作品とは思えない。もっとも、彼の国では劇場用長編アニメーションの本数自体が多くないと思われるので、主要アワードは大手製作プロダクションの“持ち回り”なのかもしれない。...

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「魅せられて四月」

 (原題:ENCHANTED APRIL )92年イギリス作品。文字通り、4月の明るい陽光に晴れ晴れとした気分になれる映画だ。人間、いくら“逃げずに逆境に立ち向かえ!”と言われても、限界はある。それよりも、ちょっと環境を変えるだけで解決の糸口が見つかることだってあるのだ。そんな楽天的なスタンスが実に好ましい。...

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「坂道のアポロン」

 近ごろ氾濫している毒にも薬にもならない若者向けラブコメ作品とは一線を画す、青春映画の快作だ。しかも、邦画ではあまり成功例の無い、音楽を重要モチーフにしてサマになるようなレベルに仕上げている点は、大いに評価して良いだろう。...

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「ワーキング・ガール」

 (原題:Working Girl)88年作品。軽妙なコメディなから、働く女性を主人公にした映画では上質の部類である。一つ間違えば昔のトレンディ・ドラマのような底の浅さを露呈するような物語の構図だが、キャストの敢闘と名人芸的な演出により、幅広い観客にアピールする内容に仕上がった。また、時代を感じさせるエクステリアも興味深い。...

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「招かれざる客」

 (原題:Guess Who's Coming to Dinner)67年作品。第40回アカデミー主演女優賞と脚本賞の受賞作で、私は“午前十時の映画祭”にて今回初めてスクリーン上で接することが出来た。世評通りの面白さで、重要なテーマを扱っていながらドラマ運びは軽やか。良質のコメディでもある。観て良かったと思える佳編だ。...

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「ザ・ファーム 法律事務所」

 (原題:THE FIRM)93年作品。かつての私の知り合いの女にトム・クルーズを毛嫌いするのがいたが、これは単に“外見が嫌い”というレベルだから無視するとして(まー彼女によると、顔がデカいだのゼイ肉が目立つだの足が短いだのと言いたい放題で、女性ファンの容赦のなさを目の当たりにする思いであった ^^;)、俳優としてのクルーズは私は感心しない。...

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「BPM ビート・パー・ミニット」

 (原題:120 BATTEMENTS PAR MINUTE )切迫感が横溢し、スクリーンから目が離せない。かなりセンセーショナルな場面もあり、確実に観る者を選ぶ映画ながら、その強力な社会的メッセージ性には圧倒される思いがする。それでいて甘酸っぱい青春映画のテイストも併せ持っている。本年度のヨーロッパ映画を代表する力作だ。  90年代初頭のパリ。過激な抗議活動を繰り返していた“ACT UP...

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「第15回九州ハイエンドオーディオフェア」リポート(その1)

 去る4月13日から15日にかけて、福岡市博多区石城にある福岡国際会議場で開催された「九州ハイエンドオーディオフェア」に行ってきた。今回は前回のように期日が多忙な年度末ではなかったこともあり、比較的ゆっくりと見ることが出来た。...

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「第15回九州ハイエンドオーディオフェア」リポート(その2)

 今回強く印象付けられるのは、大半のブースで使用されていた音源がネットワークプレーヤー等に格納されたデジタル音楽信号あるいはアナログレコードであったという点だ。つまり、CDは完全に“蚊帳の外”に置かれてしまったのである。...

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「ミフネ」

 (原題:Mifunes Sidste Sang )98年デンマーク作品。別にどうということもない映画だ。しかし、それが別に悪いということでもない。平板な映画には時として“これ見よがしの展開が無いから安心できる”といった楽しみ方もあるのだと思う。...

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「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」

 (原題:THE POST)スピルバーグの映画にしてはかなり硬派で、かつ見応えがある。彼がこういうハードなタッチを打ち出したのは、2005年製作の「ミュンヘン」以来だと思われる。聞けばトランプ大統領就任の45日後にスピルバーグ自身から製作が発表され、比較的短期間で撮られたらしいが、それだけ作者としては切迫した製作動機があったということだろう。...

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「君は裸足の神を見たか」

 86年ATG作品。横浜放送映画専門学院(現:日本映画大学)で今村昌平に師事した金秀吉の監督第一作。かなり真面目で正攻法な作りであり、公開当時は高く評価された。しかしながら、ウェルメイドに徹してはいるものの作者の才気というものは殊更感じられない。金監督は今では一線を退いているのも、それと無関係ではないだろう。...

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「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」

 (原題:DARKEST HOUR)楽しめた。第一の勝因は、時間にしてチャーチルが首相に選出されてから1か月ほど、および案件をダンケルクにおける撤退作戦に絞ったことだ。これがもし長きにわたってチャーチルの政治活動を追うような展開にしたら、毀誉褒貶相半ばする人物だけに、まとまりのない出来になったはずである。...

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「僕らはみんな生きている」

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「ダンガル きっと、つよくなる」

 (原題:DANGAL)正統派のスポ根映画。あまりにストレートで捻りがほとんど無いのは欠点にも思われるが、これがインド映画というフィルターを通すと、違和感を覚えずに楽しめる。しかも、彼の地における社会的因習に対するプロテストも適度に取り入れられ、鑑賞後の満足度は高い。インド映画史上、興収1位になったのも頷ける出来映えだ。...

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ライジングゼファー福岡は、強い。

 去る4月29日、プロバスケットボール(Bリーグ)の試合を見に行った。対戦カードは地元チームのライジングゼファー福岡と、愛媛オレンジバイキングスである。場所は福岡市博多区東公園にある福岡市民体育館。初めて行ったが、地下鉄の駅(千代県庁口)とほぼ近接しており、交通の便がとても良いのは有り難い。...

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「めぐり逢う朝」

 (原題:TOUS LES MATINS DU MONDE)91年フランス作品。“音楽は他人のために奏でるものではない。もちろん、神のためのものでもない。音楽は死せる人々に聴かせるためにある”。これは主人公サント・コロンブのセリフだが、自己の感受性を砥ぎ澄まし、純粋に芸術に対峙させなければ真の音楽は得られないと考えるコロンブの厳しい生き方があらわされている。...

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風が強い日のサッカー観戦は辛い(笑)。

 去る5月3日に、福岡市博多区の東平尾公園内にある博多の森球技場(レベルファイブスタジアム)にて、サッカーの試合を観戦した。対戦カードはホームのアビスパ福岡とモンテディオ山形である。...

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「ラブレス」

 (英題:LOVELESS)題名通り、愛無き人々の悲しき“生態”を容赦なく描き、観る者を粛然とさせる。しかも、決して暴露趣味一辺倒の作劇ではなく、この八方塞がりの状態に対する効果的な“処方箋”をも暗示しているあたりポイントが高い。今の時代にこそ観るべき秀作だ。...

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