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Channel: 元・副会長のCinema Days
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“つつじ寺”の紅葉を見に行ったが・・・・。

 先日、佐賀県三養基郡の基山町にある大興善寺に行ってきた。つつじの名所として“つつじ寺”という呼び名が付けられたこの名刹は以前5月頃に訪れたことがあったが、実は紅葉の名所でもある。しかし、まだ時期が早くてあまり色付いていない。残念。...

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「小野寺の弟・小野寺の姉」

 ヘタな映画だ。御膳立てだけは思わせぶりだが、作劇は陳腐で描き方も通り一遍。監督が素人だからイケナイのか、撮らせたプロデューサーに責任があるのか、そんなことはどうでも良いが、とにかく安手のテレビドラマ並の訴求力しか持ち合わせていないのには閉口する。...

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「ガメラ2 レギオン襲来」

 96年作品。金子修介監督による平成ガメラ三部作はどれも評判が良いが、このパート2はその中でも質が高い。何がいいかといって、話が理詰めに展開することだ。異星からの侵略者レギオンはなぜ日本にやってきたのか。どうして大都市ばかり狙うのか。なぜ3段階に変態するのか。以前の怪獣映画が行きあたりばったりに舞台を都会に持ってきたのとは違い、実に筋の通った説明が付けられている。...

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「幻肢」

 お手軽なホラー・サスペンス編だが、キャラクター設定にはいくらか興味を覚える。出来は平凡でも、観る側が少しでも共感出来るモチーフがあれば、けっこう忘れがたい映画になるものだ。...

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「蕨野行」

 2003年作品。題名は“わらびのこう”と読む。江戸時代の東北地方の山村を舞台に、60歳になると慣習により「蕨野」と呼ばれる村はずれの荒れ地に強制移住させられる老人たちの姿を追う。村田喜代子の同名小説の映画化で、監督はベテランの恩地日出夫。...

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「ジェラシー」

 (原題:LA JALOUSIE )独特の雰囲気は捨てがたいが、逆に言えば“雰囲気だけ”で終わっている映画で、あまり面白くはない。作品の空気感の醸造なんてものは、描くべきものを描いてからやってほしいものだ。...

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国産の高級スピーカーを試聴した。

 去る11月1日から3日まで北九州市小倉北区のAIMビル(アジア太平洋インポートマート)で開催された第28回オーディオ&ヴィジュアル展示即売会に足を運んでみたが、そこで聴くことの出来た国内メーカーのスピーカー2機種のインプレッションを書いてみたい。  ひとつは、PIONEERのハイエンド部門のブランドであるTADの新型スピーカー、Compact Evolution...

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「イコライザー」

 (原題:THE EQUALIZER )クロエ・グレース・モレッツが太っていたのには愕然とした(大笑)。売春婦役ということで色気を前面に出すための“役作り”なのかもしれないが、油断していると撮影後も体重が元に戻らなくなる可能性もあるので、気を付けてもらいたいものだ。...

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「暗黒街のふたり」

 (原題:Deux Hommes Dans La Ville...

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ホークスの優勝パレードを見に行った。

 先日(11月24日)、今期の日本シリーズを制した福岡ソフトバンクホークスの優勝パレードが福岡市内で行われた。好天にも恵まれ、前回(2011年)を上回る35万人が集まり、沿道は黒山の人だかり。人混みが苦手な私としてはあまり行く気は無かったのだが、嫁御からの誘いを断り切れずに、パレード開始の1時間以上前から満員電車状態の歩道に立って待つハメになった(爆)。...

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「福福荘の福ちゃん」

 良く出来た人情喜劇だ。単に笑わせるだけではなく重いテーマも内包していて、鑑賞後の満足度は高い。作者の冷静な人間観察眼にも感心してしまう一作である。...

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「Shall we ダンス?」

 96年作品。先日公開された「舞妓はレディ」のレベルの低さを見ると、周防正行という監督には才能のカケラも無いような印象を受けるが、十数年前にはこれほどの快作を撮っていたのだ。月日の流れというのは残酷なものである。...

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「郊遊 ピクニック」

 (原題:郊遊)熱心な映画ファンにとっては“試練”になりそうなシャシンである(笑)。この作品を観て“ワケが分からない。退屈だ。つまらん”と単純に切って捨てれば良いのだろうが、日頃から映画に関して突っ込んだコメントをせずにはいられない手練れの映画好きにとっては、これほどの難物はめったにないと思う。...

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「GO」

 2001年作品。決して軽くはないテーマを見事にライトなタッチで綴り、最後まで飽きさせず、しかも考えさせられるという、明朗娯楽編の手本みたいな映画だ。普段は三流のシャシンばかり垂れ流している行定勲監督も、長編映画では途中で息切れしてしまいがちのシナリオ担当の宮藤官九郎も、良い素材に恵まれれば結構ヴォルテージの高い仕事をするものだ。金城一紀による原作(直木賞受賞作)と比べても、決してひけは取らない。...

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「レッド・ファミリー」

 (英題:Red Family)やっぱりキム・ギドクが製作に関わった映画はダメである。彼は世評は高いが、個人的には彼の作品のどこが良いのか分からない。いずれも思わせぶりな設定、センセーショナルなモチーフ、しかし内実はお寒い限り。シナリオを担当した本作も同様で、要領を得ない展開に終始している。...

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「永遠の愛に生きて」

 (原題:SHADOWLANDS...

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「紙の月」

 くだらない映画だ。出てくる連中が全員薄っぺら。もちろん、軽薄な人間ばかりが登場する作品が必ずしも駄作とは限らないが、この映画はそれが明らかに描写不足や洞察の浅さに基因しており、断じて評価するわけにはいかない。...

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「タンデム」

 (原題:TANDEM)87年フランス作品。落ちこぼれ男二人の物悲しいロードムービー、しかも彼らは若くはなく、それどころか片方は身体にガタが来ている。ならばショボくれて気の滅入るような作品かと思うとさにあらず、含蓄のあるペーソスあふれた展開でしみじみとした感慨を呼ぶ。パトリス・ルコント監督の初期作品だが、この頃からその才気には端倪すべからざるものがあった。...

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拙宅で“映画音楽鑑賞会”を催してみた。

 先日、映画好きの仲間を自宅に何人か呼んで“映画音楽鑑賞会”みたいなものを催してみた。実はずっと以前からやりたいと思っていたのだが、なかなか日程の都合が付かなかったのだ。今回ようやく関係各位(?)のタイミングが一致し、開催に至った次第である。...

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「デビルズ・ノット」

 (原題:DEVIL'S KNOT)事実に基づいたセンセーショナルな題材を取り上げているが、観た印象はかなり薄味。やはりこれは“評論家による後講釈”みたいな、不必要に“引いた”スタンスに問題があるのだろう。まあ、この監督(アトム・エゴヤン)の作品では珍しいことではないが・・・・。...

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