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Channel: 元・副会長のCinema Days
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「ビバリーヒルズ・コップ アクセル・フォーリー」

 (原題:BEVERLY HILLS COP:AXEL...

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「WALK UP」

 (英題:WALK UP )韓国の異能ホン・サンスの高踏的な演出スタイルを承知した上で接すれば、けっこう満足感を覚えるだろう。そうではない“カタギの(?)観客”の皆さんが観ると、意味不明で退屈な珍作としか思えないかもしれない。少なくとも、観る者をかなり選ぶシャシンであることは確かだ。私はといえば、何とかついて行けたという感じであるが、独特の存在感があることは認めたい。...

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「第21回九州ハイエンドオーディオフェア」リポート(その1)

 去る2024年8月2日から4日にかけて、福岡市博多区石城にある福岡国際会議場で開催された「九州ハイエンドオーディオフェア」に行ってきた。例年このイベントは3月から5月の連休の間に実施されていたが、本年は会場がその時期に工事中だったとのことで、この盛夏の時期に開かれる運びになった。...

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「第21回九州ハイエンドオーディオフェア」リポート(その2)

 アナログレコードの復権が顕著になってかなりの時間が経っているが、今回も各社から意欲的なレコードプレーヤーの提案が成されていた。その中で目立っていたのは、神奈川県茅ヶ崎市の精密切削加工部品のメーカーである由紀精密が発売したAP-01だ。定価は429万円とかなり高いが、その構造とエクステリアは独創性が高く、専門誌のアワードも獲得している。...

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「密輸 1970」

 (英題:SMUGGLERS )これは面白い。二転三転するストーリーをはじめ、各キャラクターの“屹立度”の恐るべき高さ、絶妙な時代設定と舞台背景など、娯楽映画としての御膳立ては万全。キャストの健闘も光る。第44回(2023年)青龍映画賞で最優秀作品賞を獲得した快作で、本国のヒットも十分に頷ける。...

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「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」

 (原題:FLY ME TO THE MOON)巧みな脚本で、感心させられた。史実とフィクションとを絶妙にブレンドさせ、しかも決してシリアスなタッチやネガティヴな方向性に振られることは無く、前向きなコメディに仕上げられていることに舌を巻いた。展開もスムーズで、2時間を超える尺ながら一時たりとも退屈することない。鑑賞して良かったと思える快作だ。...

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「化け猫あんずちゃん」

 普段ならば鑑賞対象にならない分野の映画なのだが、山下敦弘が演出に参加しており、しかも脚本がいまおかしんじという盤石の布陣。世評も悪くないので観てみた。しかし結果は空振りだ。何やら最初から作り方を間違えているような様子で、最後まで面白さを見出せなかった。一応“夏休み番組”のアニメーション映画ということなので、それらしいモチーフを無理矢理にくっ付けたせいかもしれない。...

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「彼女はハイスクール・ボーイ」

 (原題:JUST ONE OF THE...

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「クレオの夏休み」

 (原題:AMA GLORIA)世評は高いようだが、個人的にはピンと来ないシャシンだった。とにかく、話に愛嬌が足りない。別に、子供を主人公にしたヒューマンドラマだからといって肌触りの良いハートウォーミングなストーリーに仕上げる必要は無いのだが、本作はイヤな面が目立つ割にリアリティが希薄であり、観ている間は違和感しか覚えない。まあ、上映時間が83分と短いのが救いだろうか。...

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「リオ・ブラボー」

 (原題:RIO BRAVO...

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「クロス・ミッション」

 (英題:MISSION CROSS )2024年8月よりNetflixから配信された韓国製アクション劇。前半はコメディ・タッチで楽しめるが、中盤を過ぎると、よくある活劇編のレベルに落ち着いてしまう。最後までスタイルに一貫性を持たせた方が良かったと思う。とはいえ、キャストは好調だしテンポも悪くないので、一応ラストまで観ていられる。...

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「ツイスターズ」

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キース・へリング展に行ってきた。

 先日、福岡市中央区大濠公園にある福岡市立美術館にて開催されていたキース・へリング展に足を運んでみた。ヘリングは所謂ストリートアートの先駆者とも呼べるアメリカの画家だが、正直私はその業績については(恥ずかしながら)あまり知らなかった。もちろん、あの独特の絵柄に関しては誰しも見覚えがあるだろうが、彼自身については私はまるで門外漢だ。だから今回の美術展は有意義だったと言える。...

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「お母さんが一緒」

 舞台劇の映画化であり、いかにも“それらしい”御膳立てが散見されるシャシンだ。ならば全然面白くないのかというと、そう断言も出来ない。映画的興趣も、無いことはない。キャストの頑張りも印象的。ただ、これが実績のある橋口亮輔の9年ぶりの監督作に相応しいかと問われると、意見が分かれるところだろう。...

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「にっぽん三銃士 博多帯しめ一本どっこの巻」

 73年東宝作品。私は福岡市総合図書館にある映像ホール“シネラ”の特集上映にて鑑賞した。72年に公開された「にっぽん三銃士 おさらば東京の巻」の続編という建て付けだが、私はそっちの方は観ていない。そのため、登場人物たちの設定が唐突で付いていけない部分が多い。だが、それはあまり気にすることはなさそうだ。何しろこの映画、大してコメントする余地は無い。良く言えば軽量級、率直な印象は単なる珍作だ。...

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「デッドプール&ウルヴァリン」

 (原題:DEADPOOL & WOLVERINE)20世紀FOXがディズニーに買収された件を茶化しているあたりは面白かった。ただ、それ以外はまったく楽しめない。要領を得ない話の連続で、観ているこちらはどう対応して良いか分からず、出るのは溜め息だけ。前作(2018年)のヴォルテージが高かっただけに、残念でならない。...

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“鴨池ダイエー”が閉店。

 2024年8月末をもって、鹿児島市鴨池2丁目にある大型商業施設“イオン鹿児島鴨池店”が閉店した。私は十代の頃に鹿児島市に何年か住んでいたことがあるが、この店に対しては個人的にちょっと思い入れがあり、今回営業を終えてしまったのは寂しさを感じる。たぶん私だけではなく、ある年代から上の鹿児島市民であれば何らかの感慨を抱くことだろう。...

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「ノン・ネゴシアブル ソレは譲れない!」

 (原題:NON NEGOTIABLE)2024年7月よりNetflixから配信されたメキシコ製のサスペンス編。チャラい邦題とは裏腹に、けっこう骨のある作品だと思った。なおかつ、筋立て自体が陰惨にも残酷にもなっておらず、鑑賞後の印象は悪くない。また、この国が抱える問題をも垣間見せているあたりもポイントが高い。...

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「ぼくの家族と祖国の戦争」

 (原題:BEFRIELSEN)これはかなり厳しい映画だ。第二次大戦中のエピソードの一つを取り上げた実録物だが、それだけでも戦争の理不尽さをイヤというほど印象付けられる。特に、戦況とヒューマニズムの相克という価値観が揺れ動く事象を、ある一家の行動を中心に描くという方法論は出色だ。ロバート賞(デンマーク・アカデミー賞)の各部門にもノミネートされている。...

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「ディヴォーション マイ・ベスト・ウィングマン」

 (原題:DEVOTION)2023年1月よりNetflixから配信。アメリカ海軍初の黒人パイロットと、彼の僚友である白人パイロットとの友情を描く実録映画。これは出来れば映画館のスクリーンで観たかった。それだけ映像に訴求力がある。正直、作劇は上出来とは言い難いが、某「トップガン」シリーズとは違って不自然な展開が見られないだけでも数段マシだ。...

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