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Channel: 元・副会長のCinema Days
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今年もホークスの優勝パレードを見に行った。

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 去る11月22日、2年連続で日本一に輝いた福岡ソフトバンクホークスの優勝パレードを見に行った。沿道には35万人が詰めかけ、大変な賑わいだ。

 正直、シーズンが始まる前はホークスが優勝するとは微塵も思わなかった。いくら前年に日本一になったチームとはいえ、工藤公康は監督としては新人。一年目から勝てるほど世の中そう甘くはないはずだった。ところがフタを開けてみれば、レギュラーシーズンは2位以下を大きく引き離しての貫禄勝ち。日本シリーズでもツバメ軍団を軽く粉砕し、まさしく横綱相撲。これには舌を巻くばかりだった。

 その理由はハッキリとは分からないが、たぶん監督が投手出身であるだけに、ピッチャーの起用方法に長けていたからなのだろう。調子の良い選手を酷使して、挙げ句に肝心なところで役に立たなかったということを回避していたように思う。つまりは“働かせる方法”よりも“巧妙に休ませる方法”を重視していた。もちろんこれは選手層の厚いホークスだから出来たことだが、一部の選手ばかりに大きな負荷が掛かるような指導方針は時代遅れであるのは確かのようだ。

 それにしても、両リーグの実力差が年々開いていることには改めて驚かされる。ここ10年間でセリーグのチームが日本シリーズを制したのは3回だけ。今シーズンは交流戦でも白星を稼いだのはパリーグ側であり、セリーグのペナントレースはそれ以後“レベルの低い接戦”を強いられた。原因はいろいろとあるだろうが、セリーグ側も抜本的な対策を講じないと“日本シリーズ不要論”が出てこないとも限らない(笑)。

 どうでもいいが、工藤監督は50歳過ぎても頭がフサフサだ。同じくかつての西武ライオンズでアイドル的人気を誇っていた渡辺久信がとうの昔にツルっぱげであるのとは対照的である(激爆)。やはり若い頃からのケアがモノを言うのだろうか。若い選手も参考にしてもらいたい(←何を言っておるのだ ^^;)。

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