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Channel: 元・副会長のCinema Days
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「ルー・ガルー 人狼を探せ!」

 (原題:LOUPS-GAROUS)2024年10月よりNetflixから配信されたフランス製のファンタジーコメディ映画。正直言って、あまり上等なシャシンではない。劇場でカネ取ってこの程度のものを見せられれば腹も立つだろう。だが、テレビ画面だと何とか我慢は出来る。一種のタイムスリップ物としてのテイストも盛り込まれていて、その興趣は確かにあると思う。...

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「FPU 若き勇者たち」

 (原題:維和防暴隊 FORMED POLICE UNIT)以前観た「ボーン・トゥ・フライ」(2023年)と同様、中国の国威発揚映画ということは分かる。ただ、それを別にしても良く出来た戦争アクション編であることは確かで、鑑賞後の満足度は決して低いものではない。各キャストは健闘しているし、何より設定自体が興味深い。本国で大ヒットしたというのも頷ける。...

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「アイヌプリ」

 映画的興趣とは別の地平に位置するような作品だが、資料的な意義は大いにある。とにかく、取り上げられている事物が珍しく、こういうドキュメンタリー映画の形でまとめ上げてもらうと、幅広い層にアピールすることが可能になってくるだろう。また難解な部分はなく、平易なホームドラマとしての側面があることも認めて良い。...

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ロバート・A・ハインライン「月は無慈悲な夜の女王」

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「新・男はつらいよ」

 昭和45年公開の、シリーズ第4作。フーテンの寅こと車寅次郎を演じる渥美清の名人芸と、それを活かすギャグ演出は十分機能しており、楽しんで観ることはできる。しかしながら、封切り日の間隔が前作「男はつらいよ フーテンの寅」から43日しか空いていないというハードスケジュールであったせいか、筋書きに雑な部分が見られるのはいささか残念だ。...

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「満ち足りた家族」

 (英題:A NORMAL FAMILY )観ていて最後まで引き込まれた。タイトルとは裏腹に、全然“満ち足りていない家族”を極端な露悪的アプローチで描き出すという、逆の意味での“痛快作”だ。ここまでやれる演出と脚本の確信犯ぶりには、ただ驚くしかない。本作も、近年の韓国映画の好調ぶりを存分に印象付けてくれる。...

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「バック・イン・アクション」

 (原題:BACK IN ACTION)2025年1月よりNetflixから配信。キャメロン・ディアスが「ANNIE...

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「敵」

 これは楽しめた。筒井康隆による原作の同名小説こそ未読だが、彼の作品はけっこう目を通している。そして痛感するのが、筒井の小説ほど映画として仕立てるには難しい素材は無いってことだ。今までも「時をかける少女」のようなジュブナイル系を除く映画化作品は数本あるのだが、いずれも大成功とは言えない。ところが、本作はかなり健闘していると思う。...

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「6888郵便大隊」

 (原題:THE SIX TRIPLE EIGHT)2024年12月よりNetflixから配信。長年映画鑑賞を趣味にしていると、それまでまったく知らなかったことが題材になっている作品と遭遇して深く感じ入ることがけっこうある。本作もその一つで、第二次大戦中に斯様な事実があったことに驚くと共に、このテーマを取り上げてくれた製作陣に敬意を表したい。...

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「アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方」

 (原題:THE APPRENTICE)何より、この時期に斯様な映画が製作されたこと自体が驚きだ。しかも、堂々と公開された後、第77回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、主要キャストは第97回米アカデミー賞にもノミネートされている。たぶん日本ならば、このような映画の企画案さえ存在し得なかっただろう。各国の映画人の意識の高さは、我が国を置いたまま前に進み続けている。...

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「ゴールデンカムイ」

 2024年作品。封切り時は観ようとも思っていなかったが、ヒットした映画だというのは間違いない。ネット配信のリストに入っているのを見つけ、テレビ画面ではあるが一応チェックしてみた。結果、とても驚かされた。こんな低級なシロモノがカネ取って映画館で上映され、興行的には成功。しかも、巷の評判は好意的だという。どうしようもない話だが、これこそが日本映画を取り巻く現状なのだろう。...

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「アドヴィタム」

 (原題:AD VITAM)2025年1月よりNetflixから配信されたフランス製のアクションスリラー。かなり楽しめた。前半こそ冗長な展開は目立つが、中盤以降は怒濤の盛り上がりを見せ、クライマックスでは驚くべきシーンの釣瓶打ち。映像面でも見るべきものが多く、鑑賞後の満足度は決して低くはない。...

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「雪の花 ともに在りて」

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「トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦」

 (原題:九龍城寨之圍城 TWILIGHT OF THE WARRIORS: WALLED...

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「テロ,ライブ」

 (英題:THE TERROR LIVE )2013年韓国作品。作劇や画面構成に荒さは見られるのだが、緊迫感が全編を覆い、最後まで目が離せないヴォルテージの高さを獲得している。マスコミの欺瞞を取り上げた映画は過去にいくつもあるが、韓国映画が手掛けると(穏やかならぬ社会情勢も相まって)興趣が尽きない。本国ではいくつかの賞を獲得している注目作だ。...

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「リアル・ペイン 心の旅」

 (原題:A REAL PAIN )まるで一時期のウディ・アレン作品のような自意識過剰なセリフの洪水に、違和感を覚えることもある。しかし、観終ってみればこれは含蓄のある良い映画だと思った。特に、過去のトラウマや自身の資質の限界を見せつけられて悩んでいる観客にとっては、得るものが大きいのではないだろうか。かくいう私も、その一人だ。...

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「ウォレスとグルミット 仕返しなんてコワくない!」

 (原題:WALLACE AND GROMIT: VENGEANCE MOST FOWL )2025年1月よりNetflixから配信。おなじみイギリス発の人気アニメーションシリーズの新作だが、長編映画としては2005年製作の「ウォレスとグルミット...

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「ザ・ルーム・ネクスト・ドア」

 (原題:THE ROOM NEXT...

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「地上より永遠に」

 (原題:FROM HERE TO ETERNITY...

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「ショウタイムセブン」

 マスコミの欺瞞を告発したような内容で、日本映画にしては珍しく攻めたネタだと思ったら、何とこれは2013年製作の韓国映画「テロ,ライブ」のリメイクなのである。企画もヨソから“輸入”しなければ提示できないほど、邦画界のヴォルテージは落ちているらしい。さらに出来自体も“本家”には及ばず、暗澹とした気分になってきた。...

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