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Channel: 元・副会長のCinema Days
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サッカー観戦に行ってきたが・・・・。

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 去る5月3日(土)に、福岡市博多区の東平尾公園内にある博多の森球技場(レベルファイブスタジアム)にて、サッカーの試合を観戦した。対戦カードはホームのアビスパ福岡と大分トリニータである。

 当スタジアムには毎年1,2回Jリーグの試合を見るために足を運んでおり、今年は初めての観戦になるが、この試合はその中でも最低の内容だった。サッカーには詳しくない私が言うのも何だが、とにかくアビスパの選手は下手だ。去年見たときよりも、確実に技量が落ちている。



 決してトリニータの選手達も格別に上手いというわけではないが、アビスパが下手過ぎる。前半に先制したものの、後半は思わぬところでPKを取られ、それからの展開がグタグタになり結局勝ち越されてジ・エンドだ。思えば、前半の得点もマグレだったんじゃないかとも思ってしまう。

 終盤近くになってもなかなかボールを奪えない状況が続いたせいか、観客席もシラケた空気が漂い、ゲームセットの笛を待たずに退場する者も目立った。別に“とにかく勝てば良い”とは思わないが、結果的に負けを喫しても勝ち点を取りに行くガムシャラな姿勢が欲しかった。しかし、最後までそれは見られなかった。

 それにしても、大型連休の最中だというのに観客は7千人にも満たないというのは、いかがなものか。経営危機が伝えられているのにこの有様では、来年以降の存続に見通しが付かなくなるのではないか。



 私が思うに、本拠地を東平尾という“僻地”に持ってきてしまったのも低迷の遠因になっているのではないか。地下鉄の終点で下車して、またバスに乗り換えるか長い道のりを延々と歩かなければならない。これではアクセスが悪すぎる。

 福岡市中央区にあった平和台球場の跡地にスタジアムを建設すれば良かったのだ。もっとも、ここには“鴻臚館(こうろかん)”という遺跡があり、むやみに大きな建物を作るわけにはいかないという意見もあろう。しかし、鴻臚館なんて佐賀県の吉野ヶ里遺跡などと比べると観光的価値はほとんどない。そんなものの保護よりも、スポーツ振興を優先させるべきだった。

 まあ、今さらそんなことを言っても仕方が無いのだが、とにかく福岡市からJリーグの火を消さないためにも、頑張ってくれとしか言いようが無いのが辛いところである。

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